2024/11/6にBitmap開発者のBitoshi氏のXアカウントが停止されました。(30日以内であれば復元できる状態。どうなる?)
Bitmapは真の分散化プロジェクトへ?
Bitoshi氏の失踪は、Satoshi Nakamoto氏失踪の再演となりうるのだろうか...
Bitcoinのロマン、Satoshi Nakamoto氏の失踪
「2010年12月12日」
ビットコインを生んだSatoshi Nakamoto氏の書き込みが最後に確認された日です。
生みの親が居なくなり、「誰か一人、誰か1チームに管理、その管理者の力量次第で形骸化するリスク」が無くなりました。
Satoshi Nakamoto氏の失踪によって、「分散化」の理想系となっていたのです。
銀行など、信用を絶対条件とする中央集権に対抗する、非中央集権な仕組みを提供するビットコイン基盤、そしてビットコイン自身すらも非中央集権になりました。
管理者が新しいユーティリティやニュースを提供しなくとも、誰もがビットコインを基盤にした仕組みを開発し、国境の無い通貨はどんどん価値を上げていきました。
Bitmapエコシステムの拡張
ビットコインのブロック番号を番地として扱う、マルチバースの土地としての側面が強いBitmap。
今まで登場したあらゆるメタバース土地と違って、さまざまなチームがBitmapを土地の基準として扱うメタバース開発にチャレンジしてきました。
また、最近ではBitmapそのものではなく、さらに細かなパーセルという単位を土地として扱うNatrixというメタバース企画も登場しました。
Bitmapを土地としてだけではなく、オンチェーン上のドメインのように扱い、HTMLページをBitmapに関連付けて管理するindex.bitmapという考え方も登場しました。(これはBitoshi氏提唱)
トークンとBitmapをSwapし即時に換金できるプロダクトも登場していたり、一時的にはBitmapを担保にしてビットコインを借りることもできました。(2024/11/11現在は無理?)
マルチバースの土地という視点で言えば、Bitoshi氏の発言に左右されずに安定した評価を受けているように見えます。
Bitmapのロマン、Bitoshi Blockamoto氏の失踪
「2024年11月6日」
Bitmapを生んだBitoshi Blockamoto氏のXアカウントの停止が確認された日です。
生みの親が居なくなり、「誰か一人、誰か1チームに管理、その管理者の力量次第で形骸化するリスク」が無く...なるか0へ向かうかの分岐点に立ちました。
Bitoshi Blockamoto氏の失踪によって、「分散化」の理想系に近づいたという考えかたもできます。
専用の土地を必要とする中央集権的なメタバースと違い、非中央集権な仕組みを提供するBitmap基盤、そしてBitmap自身すらも非中央集権になりました。
管理者が新しいユーティリティやニュースを提供しなくとも、誰もがbitmapを基盤にした仕組みを開発できます。
今後、Bitcoinの再演が如くBitmapの価値が認められていくのか、それとも運営の熱意を失ったNFTアートプロジェクト達のように0へと近づいていくのか
今まさに歴史の分岐点に立っているロマンが存在しています。